■お客様課題

正常にリカバリーできるバックアップが取得できていない状況でした。バックアップデータがサーバと同一環境下に存在するため、停電等が発生するとサーバと同時に使用できなくなる可能性をリスクとして捉えていました。また、オンプレミスのストレージ容量が逼迫してきていて、今後ユーザーの増加と共にディスク容量が100GB追加が必要だが、オンプレミス側のリソースでは追加ができない状況でした。

■使用したAWSサービス

・Amazon VPC
・Amazon EC2
・Amazon S3
・AWS Storage Gateawy
・AWS Backup
・Amazon Cloudwatch
・Amazon Inspector
・Amazon GuardDuty

■ご提案内容

ネットワーク要件/セキュリティ要件にもとづきAWS上で高性能の分析ソフトウェア用サーバの構築からバックアップを定期的取得、容易にリカバリーができる環境構築、及び AWS Well-Architected Frameworkの考え方をベースに、信頼性の高めるネットワーク構成(冗長化)や、システムの可用性/セキュリティを高めるためのご提案を行いました。

サーバとは別の環境にバックアップデータを保存し、サーバ障害発生時もバックアップデータは影響を受けない状態とし、使用容量分だけストレージ容量を確保し、お客様のご要望時に必要な容量を追加できる状態としています。

■アーキテクチャ

■プロジェクト期間

2022年12月~2023年3月

■導入効果

大容量分析データ利用における拡張性(ユーザ増加時のリソース増強のしやすさ)をAWSへ移行を行うことで実現することができました。

今後もベストプラクティスに従った最適化された構成、運用をご提供していきます。また、Sunny Cloudでは今後もビジネスの基盤を支えるべく技術力をもって引き続きサポートしていきます。