みなさん、こんにちは。サニービュー事業部の小寺です。
今日から4月になり、新年度を迎えられた方も多いのではないでしょうか。

Amazon EC2で新しく「X2gdインスタンス」が発表されました。現在発表されているGraviton2プロセッサ搭載インスタンスとの違いなどをお伝えします。

■Graviton2プロセッサとは

AWS Gravitonは、AWSにより 64-bit の Arm Neoverse コアを使用してカスタム構成されたプロセッサです。
Graviton2プロセッサとは、第1世代の AWS Graviton プロセッサに比べ、パフォーマンスが改善され費用対効果が高いです。
比較できる現行世代の x86 ベースインスタンスより、最大で 40%のコストパフォーマンスです。

常時オン状態の 256-bit DRAM 暗号化機能、そして、第一世代の AWS Graviton と比較してコアごとに 50% 高速な暗号化処理が特徴です。
Graviton2インスタンスは、セキュリティ機能用として Nitro Security Chip とそれに特化されたハードウェアおよびソフトウェアを使う Nitro System 上で構築され、デフォルトで EBS ストレージボリュームの暗号化をサポートしています。

■Graviton2プロセッサ対応のインスタンス

現在、Graviton2プロセッサ対応のインスタンスタイプです。

・汎用 (M6G および m6GD)
・コンピューティング最適化 (C6G、C6gn、およびC6GD)
・メモリ最適化 (R6G および R6GD)
・バースト可能 (T4G)

■X2gdインスタンスとは

Graviton2 を搭載した新しい X2gd インスタンスは、メモリ最適化された R6g インスタンスと比べて vCPU あたり 2 倍のメモリ容量を持ち、メモリを大量に必要とするワークロード向けです。
X2gd インスタンスは 8 つのサイズで利用可能であり、ベアメタル形式でも利用できます。

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/new-amazon-ec2-x2gd-instances-graviton2-power-for-memory-intensive-workloads/より引用

既存の X1 インスタンスと比較すると、新しい X2gd インスタンスは価格/パフォーマンスが 55% 高くなっています。また、X2gd インスタンスは、現在の EC2 インスタンスのメモリと比べて、GiB あたりの価格が最安です。

ストレージは高速なSSDベースのNVMe ストレージ(※1)を利用できます。さらにElastic Network Adapter (ENA) をサポートし、配置グループ内で起動すると、インスタンス間で最大 25 Gbps のネットワーク帯域幅を利用できます。

※1 NVMe SSD ボリュームとは
Non-Volatile Memory Express (NVMe) ソリッドステートドライブ (SSD) インスタンスストアボリュームです。
NVMe ボリュームは NVMe 1.0e 仕様に準拠しています。
NVMe ボリュームにアクセスするには、NVMe ドライバーをインストールする必要があります。
以下のAMIが対応しています。
・Amazon Linux 2
・Amazon Linux AMI 2018.03
・Ubuntu 14.04 (linux-aws カーネル) 以降
・Red Hat Enterprise Linux 7.4 以降
・SUSE Linux Enterprise Server 12 SP2 以降
・CentOS 7.4.1708 以降
・FreeBSD 11.1 以降
・Debian GNU/Linux 9 以降

NVMe インスタンスストレージのデータは、インスタンスのハードウェアモジュールに実装されている XTS-AES-256 ブロック暗号を使用して暗号化されます。暗号化キーは、ハードウェアモジュールで作成され、NVMe インスタンスストレージデバイスごとに固有です。すべての暗号化キーは、インスタンスが停止または終了して復元できないときに破棄されます。この暗号化を無効にしたり、独自の暗号キーを指定したりすることはできません。

■対応リージョン

米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、および欧州 (アイルランド) でご利用が可能です。
また、その他のリージョンでも対応が予定されています。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。
東京リージョンで2021/4/1時点では、X2gdインスタンスはまだ利用ができませんが、Graviton2対応のインスタンスが多く発表されていますね。

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