みなさん、こんにちは。QuickSight担当のhiroです。
re:InventでQuickSight Qに関する発表があったので、お伝えします!

https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/new-announcing-automated-data-preparation-for-amazon-quicksight-q/


SunnyCloudでは、Amazon QuickSightの「サービスデリバリープログラム」認定を日本国内で初めて取得しました。(こちらの記事をご参照ください。)

このサービスデリバリープログラムの認定は、株式会社アイディーエスが提供しているAWS導入支援サービスである「サニークラウド(Sunny Cloud)」において、AWSのデータ分析サービスである「Amazon QuickSight」の導入実績や技術力が評価されたもので、日本のAWSパートナーネットワーク(以下、APN)のコンサルティングパートナーとしては初めての認定取得です。

それでは、早速今回の発表について、お伝えします。

そもそもAmazon QuickSight Qとは

Amazon QuickSight Q は QuickSight の Enterprise Edition 用の自然言語理解 (NLU) を使って質問の意図が理解できます。機械学習を活用することで、既存のデータがよりアクセスしやすくなり、より価値が高まります。
従来の自然言語クエリベースの BI ツールとは異なり、Q は機械学習を使用してデータ間の関係を自動的に理解し、インデックスを構築する仕組でできています。すべてのデータについて質問し、数秒でインサイトを取得できます。
Q を個人的なビジネスインテリジェンスエンジニアまたはデータアナリストと捉えていただけるとイメージにあっているかと思います。24時間いつでも呼び出しに答えてくれます。「ねぇ、グーグ〇」って感じで呼びかけるのと同じ感覚です(笑)迅速で有意義な結果を返してくれます。

もし、Q が間違った答えになった場合は、Q にフィードバックを提供して回答を訂正できます。

過去記事で紹介させていただだきました。詳細はこちらからご確認くださいませ。

Amazon QuickSight Qのための自動データ準備とは

今回のアップデート内容です。BI チームが自然言語クエリ用のデータの準備に費やす時間を数日から数分に短縮可能なアップデートです。自然言語クエリ用のデータを準備するために、今日の BI チームは、BI ダッシュボードまたは SQL クエリ用に最適化された簡略表現と略語を、一般的に使用されるビジネス用語に手動で変換する必要があります (たとえば、cust_ID は顧客 ID に変換されます)。 QuickSight Q の自動データ準備機能は、事前トレーニング済みの機械学習モデルと顧客の既存の資産 (ダッシュボードやレポートなど) からの学習を使用して、新しいデータセットごとにビジネス用語を数分で事前構成し、データのクエリを開始するのにかかる時間を短縮することができます。

たとえば、ストリーミング サービスは、QuickSight Q 自動データ準備機能を使用して、顧客カテゴリ、顧客 ID、および地理的な場所ごとの加入者情報を含む既存のダッシュボードを使用して、データセットのビジネス用語を事前構成できます。マーケティング マネージャーがローンチ キャンペーンを計画している場合、「ロサンゼルスには何人のプレミアム加入者がいますか?」と尋ねることができます。 QuickSight Q は正確な結果を返すことができます。自動化されたデータ準備は、すべての QuickSight Q のお客様に追加料金なしでご利用いただけます。

対応リージョン

QuickSight Qは以下のリージョンで利用可能です。

・US East (Ohio)
・US East (N. Virginia)
・US West (Oregon)
・Asia Pacific (Mumbai)
・Asia Pacific (Singapore)
・Asia Pacific (Sydney)
・Canada (Central)
・Europe (Frankfurt)
・Europe (Ireland)
・Europe (London)


SunnyCloudは スケーラブルでサーバーレス、組み込み可能なML(機械学習)ベースのBI(データ分析)サービスであるAmazon QuickSightに関して、日本国内初となるAWSサービスデリバリープログラム(以下:SDP)認定を受けております。

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