みなさん、こんばんは。QuickSight担当のhiroです。
久しぶりにQuickSight系アップデートについて、お伝えします!
今回お伝えするのは、 QuickSightのテーブルセルにデータバーが表示できるようになりました。

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2023/01/amazon-quicksight-data-bars-tables/

そもそもQuickSightとは?という内容については、こちらにまとめておりますので、ご参照ください。

アップデート内容

Amazon QuickSightでテーブルのセルに、データバーを表示することができるようになりました。
※データ バーは、テーブルのセルに追加が可能な色または陰影のバーです。
表計算ソフトによく見る表現で、セルの中に横棒グラフをいれることができます。データ バーを使うことで、フィールドのデータを簡単に視覚化して比較できるようになります。

https://docs.aws.amazon.com/quicksight/latest/user/format-data-bars.htmlより引用

試してみる

データ バーは、ビジュアルの「値」フィールド ウェルに追加されたフィールドにのみ適用ができます。グループに追加された項目にデータ バーを適用することはできません。

(1)分析からデータバーを表示したいものを選びます。

(2)ビジュアルにカーソルを合わせ「ビジュアルのフォーマット」を選びます。

(3)左ペインに「ビジュアル」が表示され、データバーの追加が表示されるので、「データバーを追加」をクリックします。

(4)値フィールドを選びます。
色もカスタマイズすることができます。
デフォルトでは「正の色」が緑色、「負の色」が赤色になっています。

対象リージョン

本アップデート機能については、Enterprise Editionをご利用でかつ以下のリージョンで利用ができます。
・US East (Ohio and N. Virginia)
・US West (Oregon)
・Asia Pacific (Mumbai, Seoul, Singapore, Sydney and Tokyo)
・Canada (Central)
・Europe (Frankfurt, Ireland and London)
・South America (São Paulo)
・AWS GovCloud

まとめ

Amazon QuickSight のテーブルでインラインビジュアル「データバー」の利用について、お伝えしました。
インラインビジュアルは2023年1月時点では、テーブルのみ利用できます
ピボットテーブルを含む他のビジュアルでは利用出来ません。

Power BIと同様にデータバーが使えるようになって、ますます視覚的にも充実してきましたね。


SunnyCloudでは、Amazon QuickSightの「サービスデリバリープログラム」認定を日本国内で初めて取得しました。(こちらの記事をご参照ください)

このサービスデリバリープログラムの認定は、株式会社アイディーエスが提供しているAWS導入支援サービスである「サニークラウド(Sunny Cloud)」において、AWSのデータ分析サービスである「Amazon QuickSight」の導入実績や技術力が評価されたもので、日本のAWSパートナーネットワーク(以下、APN)のコンサルティングパートナーとしては初めての認定取得です。

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