みなさん、こんばんは。お久ぶりです。QuickSightのhiroです。
新しくQuickSIghtのビジュアルタイプでレーダーチャートが作れるようになりました。
どんどんビジュアルタイプが拡充してきていますよね。

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2023/01/amazon-quicksight-radar-chart/

Amazon QuickSightとは

Amazon QuickSight は、クラウド規模のビジネスインテリジェンス (BI) サービスで、サーバーやインフラを使わずに簡単にインサイトを作成して提供することができるサービスです。

QuickSightの特徴としては、以下が挙げられます。簡単にこちらにもまとめています。
・SPICE と呼ばれるインメモリエンジンにより読み込みがスピード
・ライセンスの前払いコストが不要で、総保有コスト (TCO) を抑えられる。読み取り権限なら月額5USD
・アプリケーションのインストールが不要
・さまざまなデータを 1 つの分析に結合します。
・分析をダッシュボードとして公開し共有でき、他のサイトに簡単に埋め込みできます。
・ダッシュボードで提供する機能を制御できます。
・データベースの詳細なアクセス許可を管理する必要がなく、ダッシュボードを見る人は管理者によって付与されたアクセス権のあるものだけを見ることができます。

今回のアップデート

先月末のAmazon QuickSight で新しいビジュアルタイプで「レーダーチャート」が使えるようになりました。
レーダーチャート (スパイダーチャート、極座標グラフ、クモの巣グラフとも呼ばれる) は、多変量データを視覚化する手法の一種です。
レーダーチャートを使うと、同時に別のデータとの比較も簡単にできます。データの項目数に応じて円の中心から放射状に線を引き、それぞれの線上に、データを表示します。

レーダーチャートの特徴

2023年1月末のリリース時の情報です。この後、サポート対象になるかもしれません。


・凡例表示の表示、非表示:サポート対象
・タイトル表示の変更:サポート対象
・軸範囲の変更:サポート対象
・視覚的な色の変更:サポート対象
・要素のフォーカスまたは除外:サポート対象
・ソート機能:一部サポート対象。ソートできるのは、カテゴリーとカラーフィールドウェルのみ
・フィールド集計の実行:サポート対象
・ドリルダウンの追加:サポート対象外
・サイズの選択:サポート対象
・トータルの表示:サポート対象外

https://docs.aws.amazon.com/quicksight/latest/user/radar-chart.htmlより引用

レーダーチャートを作ってみよう

(1)QuickSightの分析ページで、ツールバーから「ビジュアルタイプ」を選びます。

(2)新しくレーダーチャートが追加されていますね。

(3)カテゴリにディメンションフィールドを、値にメジャーフィールドを設定します。値フィールドは複数設定することが可能です。

(4)レーダーチャートのビジュアルのフォーマットを確認してみます。

(5)ビジュアルのフォーマットでは、「グリッドシェイプ」、「系列スタイル」、「開始角」が設定できるようです。

(6) グリッドシェイプで「円形」を選んでみました。

(7)「系列スタイル」で「面」を選んでみました。

(8) 「開始角」を変更してみます。なお、指定可能な範囲は -360 から 360 までです。


SunnyCloudでは、Amazon QuickSightの「サービスデリバリープログラム」認定を日本国内で初めて取得しました。(こちらの記事をご参照ください)

このサービスデリバリープログラムの認定は、株式会社アイディーエスが提供しているAWS導入支援サービスである「サニークラウド(Sunny Cloud)」において、AWSのデータ分析サービスである「Amazon QuickSight」の導入実績や技術力が評価されたもので、日本のAWSパートナーネットワーク(以下、APN)のコンサルティングパートナーとしては初めての認定取得です。

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