みなさん、こんばんは。小寺です。
AWS Resource Explorerで検索結果がCSVでエクスポート、ダウンロードできるようになりました。

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2023/04/csv-export-aws-resource-explorer-search-results/

AWS Resource Explorerとは

AWS Resource Explorerについて、ご存じですか。
昨年GAになった割と新しいサービスです。世界中に散らばったリソースを簡単に検索することができます。

AWS上でサービスを色々作っていると、大量のリソースが作られるので、世界中のリージョンに配置されることもあります。
特にAWSアカウントを閉鎖したいときなど、停止すべきリソースや特定のリソースを探したい!そんなときに役立つのが、AWS Resource Explorerです。
世界中に分散配置した大量のリソースから、目的のものを探し出す作業が簡単にできます。

全世界のリソースに関する情報を集めたインデックスがまず作成されるようになります。ここでの注意事項はリソース作成に36時間程度最大かかることもあるとのこと。。

アップデート内容

カンマ区切り値 (CSV) 形式での検索結果のエクスポートとダウンロードができるようになっています。


エクスポートすると、CSV ファイルには、リソース識別子、サービス、リソースタイプ、リージョン、AWS アカウント ID、タグの総数、およびコレクション内の各一意のタグ キーの列が含まれます。

どんなときに役立つ?

リソース情報の活用シーンですが、リソース間でタグ付けの不整合があって、統一しようっていうときが一番かなと思います。
例えば、Projectタグをつけているつもりが、リソースによっては、Projet、Projecctのような正しくないデータを探して、タグ戦略に使うなどデータの整合性チェックに便利かな、と思います。
リソースタグも良いのですが、あくまで過去につけたタグはそのままで、新規にタグ付けするときに、チェックしてくれる機能があるので
過去のタグってどうだったっけ?と確認するときには AWS Resource Explolerの本アップデートを活用!ですね。

利用できるリージョン

以下のリージョンでGAになっているサービスです。
・米国東部(オハイオ)
・米国東部(バージニア北部)
・米国西部(北カリフォルニア)
・米国西部(オレゴン)
・アジアパシフィック(東京)
・アジアパシフィック(大阪)
・アジアパシフィック(ムンバイ)
・アジアパシフィック(ソウル)
・アジアパシフィック(シンガポール)
・アジアパシフィック(シドニー)
・カナダ(中部)
・欧州(フランクフルト)
・欧州(アイルランド)
・欧州(ロンドン)
・欧州(パリ)
・欧州(ストックホルム)
・南米(サンパウロ)