こんばんは、小寺です。
AWS Resilience Hubで次世代レジリエンススコアが発表されました。
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2023/11/next-generation-resiliency-scores-aws-resilience-hub/

アップデート内容

AWS Resilience Hub は、レジリエンス スコア機能の強化を発表しました。
本アップデートにより、アプリケーションのレジリエンスを向上させ、スコアを向上させるために実装できる、より実用的なレコメンドが提供されるようになりました。
推奨事項の除外機能と組み合わせると、アプリケーションと関連性の高い復元性スコアのさまざまな部分を強調できます。
また、本アップデートでは、Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) の運用に関する推奨事項が追加され、EKS リソースを含むアプリケーションの復元がよりスムーズにできるようになっています。

Resilience Hubがサポートしているリソース

今回EKSの推奨事項が追加されていますが、以下がサポート対象としているサービスです。

●Compute
・Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)
・AWS Lambda
・Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS)
・Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS)
・AWS Step Functions

●Database
・Amazon Relational Database Service (Amazon RDS)
・Amazon DynamoDB
・Amazon DocumentDB

●Networking and Content Delivery
・Amazon Route 53
・Elastic Load Balancing
・Network Address Translation (NAT)

●Storage
・Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS)
・Amazon Elastic File System (Amazon EFS)
・Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)

●Others
・Amazon API Gateway
・Amazon Route 53 Application Recovery Controller (Amazon Route 53 ARC)
・Amazon Simple Notification Service
・Amazon Simple Queue Service
・AWS Auto Scaling
・AWS Backup
・AWS Elastic Disaster Recovery

AWS Resilience Hub は、評価プロセス中にリソース インスタンスを検出しながら各リソースの一意のインスタンスを識別することができます。
その結果、正確な復元性の推奨事項を提供してくれます。

アップデート内容を確認してみる

アップデート前のアプリケーションを追加画面です。以前はEKSを選択する箇所がなく、アプリケーション構造からCloudFormationスタック、リソースグループ、AppRepogitory、Terraform状態ファイル、既存のアプリケーションを選んでいました。

アップデート後はEKSがサポートされるようになり、EKSとEKSクラスターの2つも選べるようになっていますね。

EKSサポートによりコンテナ利用されている方にはより他サービスのSystems Manager、Trusted Advisor等と組み合わせて使っていくと良いかもしれないですね。