こんにちは、小寺です。
基調講演2日目に多様なAIサービスを提供する「Amazon Q」が発表されました。
オフィシャルのサイトも閲覧できるようになりましたね。
https://aws.amazon.com/jp/q/

まだ、検証ができていないのですがどのようなサービスなのか簡単にご紹介します。

Amazon Qとは?

コーディング支援やデータ分析、ビジネス文書の作成や要約、サポートチケットの入力、企業ポリシーに関する質問への回答など、日常業務のサポートをすることを目的としたサービスです。
主な機能としては以下があげられます。

・プログラミング支援(Amazon Q in CodeWhisperer)
プログラムの生成支援を行ってくれます。コード生成だけではなく、解説、テストの自動生成ができます。

・コードの自動変換 (Amazon Q Code Transformation)
変換するコードを IDE で開き、Amazon Q にそれを「/transform」するよう依頼するだけでコードの自動変換が実現できます。
Amazon Q はコードベースを分析し、その依存関係を特定して更新し、新しいコード言語を生成し、最新のセキュリティとパフォーマンスの拡張機能を組み込み、アプリケーションが実行されるようテストも行います。
現在、Java 8 から Java 17 への言語アップグレードをサポートしており、.NET Framework からクロスプラットフォーム .NET へのアップグレードも近日中にサポートされる予定です。

・業務支援
通常、会社では財務や人事からマーケティングや販売に至るまで、あらゆる組織の従業員が毎週何時間もかけて内部ソースの情報を検索し、分析をまとめているかと思います。
社内システムと連携することで、業務ナレッジを獲得し社員の仕事などを学習することで、業務に関連した問い合わせに回答することができます。

・データ分析と可視化(Amazon Q in Amazon Quicksight)
Amazon Quicksightに対してプロンプトでAIを活用した生成機能にアクセスしてダッシュボードを構築し、既存のダッシュボードをより簡単に使用できるようになりました。
Amazon Q はダッシュボードで注意を払うべき重要事項を強調する一目でわかるサマリーの作成も可能です。

・コンタクトセンター支援(Amazon Q in Amazon Connect)
お客様からの問い合わせに答えてくれるAIのエージェントを作成し、業務を行うことが可能です。

現時点では英語対応のみですが、待望?のサービスの登場ですね。
今後、他のサービス連携の発表と日本語対応も待ち遠しいです。