こんばんは、みんさんRDSのMySQL5.7とPostgreSQL11 の延長サポートの対応進めていますか?

2023年9月のアナウンスから変更があり、2月29日より延長サポートへ自動登録がされるようになっています。

12月21日、Amazon Aurora および Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) で実行されている MySQL 5.7 と PostgreSQL 11 のデータベースインスタンスが、2024 年 2 月 29 日から Amazon RDS 延長サポートに自動登録されることが発表されました。

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/your-mysql-5-7-and-postgresql-11-databases-will-be-automatically-enrolled-into-amazon-rds-extended-support/

MySQLの1つのインスタンスがMySQL5.7から8.0へのアップデートでエラーになってしまったので、アップデートに必要な条件などをお伝えします!

アップデート後のエラー

アップグレードの変更をその場で適用を選び、しばらくして確認すると同じバージョンのまま稼働してしました。ログを確認したところ、以下の出力がありました。

Database instance is in a state that cannot be upgraded: PreUpgrade checks failed: RDS detected Incompatibilities upgrading to MySQL 5.7.33. More details can be found in the PrePatchCompatibility.log file, accessible in the 'logs' section below.

PreUpgradeで失敗している状態だったので、ログ確認のために以下コマンドをCLIから実行しました。

aws rds describe-db-log-files --db-instance-identifier <DB identifier> --query '*[].[LogFileName]' --output text

上記のようにPrePatchCompatibility.logが特定できます。

ダウンロードするために以下コマンドを追加で実行しました。

aws rds download-db-log-file-portion --db-instance-identifier \
--log-file-name PrePatchCompatibility.log --starting-token 0 \
--output text >

後はCloudShellからログをダウンロードします。以下のような形式で、どのエラーに該当したのかが明確に分かります!

Executing Compatibility Checks for the MySQL server at /tmp%2Fmysql.sock.
Source Version: 5.7.38-log – Source distribution, Target Version: 8.0.35.

1) Usage of old temporal type
No issues found.

2) Usage of db objects with names conflicting with new reserved keywords
No issues found.

前提条件に引っかかってしまった場合、その対応を行った上で再度バージョンアップしましょう。