こんにちは!SunnyPay事業部の磯野です!
AWS は 2025年11月、AWS Builder Center に新機能「Spaces(スペーシズ)」を追加しました。
この機能により、AWS 利用者同士がトピックごとにコミュニティを作成し、知識や実践例を共有できるようになります。これまで分散していた情報がテーマ単位で整理されることで、ナレッジ発見や情報共有の効率が大きく向上するアップデートとなりそうです。
この記事の結論
AWS Builder Center に “Spaces” が導入されたことで、AWS 利用者が自由にグループを作成・参加し、知見やベストプラクティスを交換できる環境が整った。 AWS コミュニティでの情報流通が高速化し、利用者同士のコラボレーションがより容易になる。
■目次
この記事はこんな人にオススメ
- AWS の最新アップデートを効率よくキャッチアップしたい担当者
- 他の AWS 利用者の知見・ベストプラクティスを学びたい人
- コミュニティやネットワークを広げたい AWS ユーザー・開発者
今回追加されたSpacesの概要
- Builder Center に「Spaces」が追加
- パブリック / プライベート / 招待制 の3形態のスペース作成が可能
- 投稿、コメント、リアクション、画像添付、検索機能などが利用可能
- 16言語に対応した多言語サポートを活用可能
- AWS 情報(ブログ、フォーラム、事例)がテーマ別に集約しやすくなる
Spacesの機能と構造を詳細解説
Spacesの機能概要
Spacesは、AWS利用者が特定のテーマに沿ってコミュニティを作れる新しい機能です。これまではブログ・フォーラム・外部コミュニティに分散していた情報が、AWS公式の枠内に集まりやすくなります。

オプションの追加情報ではSpacesの説明を、
場所では国や地域を選択できます。

サニーちゃんがどアップになっていますね(笑)
推奨サイズは1200px × 675pxのようです。
Spacesの種類(パブリック / プライベート / 招待制)
パブリック:誰でも検索・閲覧・参加でき、広いテーマから情報を集めることができる。
プライベート:参加には管理者の承認が必要で、特定テーマの深い議論に向いています。
招待制:完全招待制で検索にも表示されず、社内チームや限られたメンバーとの共有に適しています。

名前順等での並び替えが可能です。
投稿・交流機能
Spaces では、テキスト投稿、画像添付、コメント、リアクション、投稿検索などの機能が利用できます。さらに、16言語に対応した多言語サポート(自動翻訳機能)により、海外チームとのコミュニケーションもスムーズに行えます。

表やコードブロック、Xの投稿なども
記事に載せることができるようですね。
アップデートの主なメリット

知識共有のスピードが向上
情報がテーマ別に整理されることで、必要な情報へ短時間でアクセスできるようになります。

実践例・ベストプラクティスへのアクセスが向上
情報がテーマ別に整理されることで、必要な情報へ短時間でアクセスできるようになります。

国際チームでの利用が容易に
自動翻訳により、言語の壁を感じることなく多国籍メンバーでの議論が可能になります。
利用時に注意すべきポイント
・投稿内容は公式情報ではありません
Spaces 内の投稿はユーザーによるものであり、技術情報については AWS 公式ドキュメントでの確認が必要です。
・スペースの公開範囲によって情報の偏りが生じる可能性があります
パブリックでは幅広い情報が得られる一方、決まったテーマでの深堀りが得意ではありません。
特定テーマの深掘りにはプライベートや招待制を活用すると良いでしょう。
・機密情報の投稿には注意が必要です
コミュニティ機能の性質上、機密情報や個人情報を含む内容の投稿には慎重さが求められます。
まとめ
AWS Builder Center に「Spaces」が追加されたことで、AWSまわりの情報を探すときのストレスがちょっと減った気がしました。
ブログやフォーラムを行ったり来たりしなくても、テーマごとにまとまっているのは純粋に便利に感じました。
実際に触ってみると、投稿や検索もやりやすくて、AWS周りのナレッジを追うハードルがかなり下がった印象でした。
AWSをよく使う人にとっては、チェックしておいて損はないアップデートだと思います。
AWSの利用料金、もう少し最適化できるかもしれません。
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