こんにちは、SunnyPay事業部の磯野です。

AWSを本格導入するにあたり、信頼できる外部パートナーに支援を求めたい――そう考える企業担当者は少なくありません。
実際、AWSの活用をスムーズに進めるためには、豊富な経験と技術を持つ支援企業の存在が大きな差になります。

とはいえ、「AWSを支援します」と掲げる企業は多数存在し、どこが本当に信頼できるのか?を判断するのは難しいのが現実です。

そんなときに、ひとつの判断軸となるのが**「AWSパートナー資格(AWS Partner Network)」**の存在です。
この記事では、AWSパートナープログラムの概要や資格の種類、選定時のチェックポイントをわかりやすく解説します。

後半では、アドバンスドティアパートナー企業が提供する請求支援サービスSunnyPayもご紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。

この記事はこんな人にオススメ!

  • AWS導入・活用を外部の支援会社に相談したいが、どこが信頼できるか判断に迷っている
  • 「AWSパートナー」という言葉を聞いたことはあるけれど、資格やランクの違いがよくわからない
  • コストだけでなく、実績や技術体制で支援企業を選びたい

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1. AWSパートナーとは?APN(AWS Partner Network)の全体像

AWSパートナーとは、AWS製品の販売、導入支援、活用支援を行う企業であり、AWS公式が認定する「AWS Partner Network(APN)」に所属しています。

この制度の目的は、企業ユーザーが安心してAWSサービスを活用できるよう、技術力・実績・運用体制が一定以上の基準を満たされたパートナー企業を“見える化”することにあります。

単にAWSを「取り扱っている」だけでなく、AWSとの技術連携やサービス提供体制を持つことが前提とされており、APNに登録されていない企業とは明確に一線が引かれています

2. パートナーランクの種類と認定基準

AWSパートナーには、実績や技術レベルに応じたランクがあります。代表的な3つのティア(階層)は以下の通りです。

セレクトティアパートナー(Select Tier)
パートナー制度の初期段階にあたるランクです。AWSに関する基本的な技術者・サポート体制を整えたうえで、一定の導入実績を積んでいることが求められます。小規模なSIやスタートアップ系のベンダーが多く登録しています。

アドバンスドティアパートナー(Advanced Tier)
セレクトより一段上の認定で、中規模以上の開発・運用実績を持つことが条件となります。AWS認定資格者数や売上、顧客満足度、案件実績など複数の厳しい基準をクリアしている企業のみが認定されます。
このランク以上になると、AWSと直接の連携も増え、先進機能の情報共有や共同マーケティングの機会も生まれるなど、より深い協業体制を築いているケースが多くなります。

プレミアティアパートナー(Premier Tier)
AWSが公式に認めた最上位パートナーです。グローバル規模でのAWS導入実績や、数百名単位のAWS認定資格保有者、専門チームの存在が求められ、取得企業は日本でもごく一部に限られます。

3. パートナーランクが示す信頼性と支援品質

では、パートナーランクは実際に何を意味するのでしょうか?
結論から言えば、「その企業がAWSの技術・実績・体制面でどの程度信頼できるか」を示す客観的な指標です。

たとえば、アドバンスドティアの認定を受けるには、一定数のAWS認定資格保有者が必要であり、それに加えて顧客との共同事例(カスタマーリファレンス)を提出し、技術レビューを通過する必要があります。

つまり、その企業が単なる販社やブローカーではなく、“継続的にAWSを導入・運用し、顧客と向き合い続けている証明”と見ることができるのです。

4. 請求業務を支援するパートナー選定にも資格が活きる

たとえばAWS請求の代行や支払いサポートといったサービス分野でも、このパートナー資格は大きな意味を持ちます。

AWSが公式に認定していない企業の場合、

  • 認定を受けていない再販モデルである
  • AWSとの直接連携がない
  • 請求元が第三者になってしまう
    といったケースもあり、結果として技術面・サポート面での不安が残ることになります。

だからこそ、「請求まわりだけ」と思われがちな領域でも、**“AWS公式認定パートナーによる支援”であることは、安心材料として大きい”**というのが現場のリアルな声です。

当社はAWSアドバンスドティアパートナーとしてSunnyPayを提供しています

ここまで解説してきたAWSパートナー資格。
当社(SunnyCloud)も、AWSアドバンスドティアパートナーとして公式に認定を受けており、AWSとの協業体制のもと、請求代行サービスSunnyPayを提供しています。

SunnyPayは、AWSのアカウントやOrganizations構成をそのまま活かしつつ、請求書払い(日本円)への切り替えと、月額5%の割引を実現できる法人向けの請求代行サービスです。
もちろん、技術サポート・セキュリティ対応・日本語での対応体制も、アドバンスドパートナーとしての基準を満たしています。

「安心できるパートナーから、支払いまわりの支援も受けたい」
そんな企業様にこそ、SunnyPayは最適な選択肢だと考えています。

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まとめ:価格だけでなく、“パートナーとしての信頼性”にも目を向けよう

AWS関連サービスを選定する際、どうしても「価格」や「一時的な導入の楽さ」ばかりに目が行きがちです。
しかし、AWSは中長期的な活用が前提となるクラウドサービスです。だからこそ、どんなパートナーと組むかによって、将来の安心感や支援の質が大きく変わるのです。

その見極めのひとつの材料として、AWSパートナー資格(とくにアドバンスド以上)を取得しているかどうかを、ぜひチェックしてみてください。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました!

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