こんにちは!SunnyPay事業部の磯野です!
最近話題のAI(人工知能)技術。
AWS(アマゾンウェブサービス)から「AIプラクティショナー」という新しい資格が出ました。
これからAIを学びたい人や、クラウドでAIを使いたい人にピッタリの資格です。
この記事では、初心者でもわかるように「AWS AIプラクティショナー試験」の内容や、合格のポイントを調べてきたので共有します。
IT初心者にも分かりやすいような記事にしているので必見です!
この記事はこんな人にオススメ!
- 新資格AIプラクティショナーについて知りたい
- 試験の難易度や合格に係る勉強時間を知りたい
- 試験対策のポイントやおすすめの参考書が知りたい
1.AWS AIプラクティショナー資格とは?
AWS AIプラクティショナー(AWS Certified AI Practitioner)とは、Amazonが提供しているクラウド上でAI(人工知能)や機械学習(ML)を使うための基礎知識を証明する資格です。
AI技術は今やビジネスのさまざまな分野で必要とされており、基礎知識を持つ人材のニーズが高まっています。
難しい専門用語や技術を深く知らなくても、AIの基本を理解しAWSのサービスを活用するための入り口としてぴったりです。
AIを使ったサービスに興味があるけど難しい専門知識はまだない人や、AIの基礎を学びたい初心者、AWSのAIサービスを使ってみたいエンジニア以外の方などに向いています。
AIプラクティショナー認定資格では、以下の3つのことを学ぶことができます。
- AIと機械学習の基本知識
- AWSのAIサービスの使い方の基礎
- AIを安全・責任を持って使うためのルール
3.試験の概要
まずは以下の公式ページで、AIプラクティショナーの「試験ガイド」をダウンロードしましょう。
AWS認定AIプラクティショナー公式サイト
試験の概要は以下の通りです。
- 試験時間:90分
- 回答形式:択一選択問題と複数回答問題
- 問題数:65問
- 試験結果:100~1000点のスコアレポート
- 合格スコア:700点
- 受験料金:15,000円
AWS AIプラクティショナーの試験では、以下の5つの分野が各々の割合で出題されます。出題比率も傾向が出ているそうなので併せて載せておきます。
- AI と ML の基礎 (採点対象コンテンツの 20%)
- 生成 AI の基礎 (採点対象コンテンツの 24%)
- 基盤モデルの応用 (採点対象コンテンツの 28%)
- 責任ある AI に関するガイドライン (採点対象コンテンツの 14%)
- AI ソリューションのセキュリティ、コンプライアンス、ガバナンス(採点対象コンテンツの 14%)
どの分野もまんべんなく出題されますが、特に3つ目の「基盤モデルの応用」に関しては全体の28%と一番出題比率が高いので、比較的重点的に勉強した方が良いかもしれません。
4.試験の難易度
【AWS資格一覧】全12種類の難易度とロードマップを徹底解説!でも説明していますが、改めて簡単にAIプラクティショナーの難易度をおさらいしておきましょう!
AWS資格には4つの分野(難易度)があり、AIプラクティショナーは入門レベルである「Foundational」に当てはまります。
さらに上のレベルに挑戦したい方には中難易度の「Machine Learning Engineer」と高難易度の「Machine Learning Specialty」なども検討してみましょう!
5.勉強時間の目安
AWS AIプラクティショナーの勉強時間の目安は、IT経験や理解度によって異なります。
受験対象者としてはAWS の AI/ML テクノロジーに最大6か月間携わった経験を持つ方を対象となっているようですが、あくまでも入門レベルの資格なので、IT未経験でも努力次第で十分合格が狙える資格となっています。
AWSの全般的な知識が問われるというよりは、AI技術にやや重きが置かれている試験なので、もしも不安な方はAWS資格全般の入門資格である「AWS クラウドプラクティショナー」資格から取得しても良いかもしれません。
おおよその勉強時間も載せておきますので、参考にしてみてください
資格名 | 必要勉強時間 | 推奨経験年数 |
Cloud Practitioner | 20時間 | 半年 |
AI Practitioner | 50時間 | 1年 |
6.試験対策のポイント
AIプラクティショナー認定試験の試験のポイントをまとめてみました。
この資格は2024年に本試験としてできた新しい資格になります。まだまだ情報の少ない資格なので、試験合格に向けてポイントをしっかり押さえておきましょう!
①AWS公式教材を最大限に活用する
AWSの無料eラーニングプラットフォーム「AWS Skill Builder」には、AIプラクティショナー向けの学習パスが用意されています。動画やハンズオンでAIサービスの基礎を効率的に学べるので、まずはこちらを活用しましょう。
②模擬試験で理解度をチェックする
UdemyやAWS公式が提供する模擬試験で、実際の試験形式に慣れることが重要です。特に、間違えた問題は復習して理解を深めることで合格率が高まります。
③責任あるAIの知識も忘れずに
試験では、偏りや倫理、説明可能性などの社会的観点からの問題も出題されます。単なる技術知識だけでなく、責任あるAIの理解も深めましょう。
7.オススメ教材
AIプラクティショナーの学習を効率よく行うためのおすすめ教材をまとめてみました!
【公式の安心感】AWS Skill Builder(公式学習サイト)
- AWSスキルビルダーは無料で完成度も高いため、まずはAWSスキルビルダーで一通り学習するのがおすすめ。
【書籍でじっくり派】2週間で合格!AWS認定資格 AIプラクティショナー
- AWS認定資格「AIプラクティショナー」の試験対策として、短期間で効率よく学習できる一冊です。重要なポイントが整理されており、試験合格に向けた実践的な知識が身につきます。
【分かりやすいUdemy講義】AWS認定AIプラクティショナー試験突破講座+模擬試験2回分付き!
- AWSスキルビルダーが分かりづらかったならコチラ。動画講義以外に模擬試験もこの講座で受けれたので、非常に心強いです。
【問題集】AWS認定資格 AIプラクティショナー 実践問題集
- AWS Certified AI Practitioner認定試験に対応した実践問題集です。公式ガイドラインに基づき、試験の出題傾向を考慮して、重要な問題を厳選しています。
8.まとめ
いかがでしたか?
AWS AIプラクティショナーは、AIの基礎とAWSのAIサービスの入り口として最適な資格です。無料教材と模擬試験を上手に活用して、ムリなく合格を目指しましょう!
最後に、試験当日の流れと注意点をクラウドプラクティショナーの記事で紹介していますので参考にしてみてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!