みなさん、こんにちは。サニービュー事業部の小寺です。

Elastic IPアドレスにDNS逆引き設定が東京、大阪リージョンでも対応できるようになりました。
今までは、限られたリージョンでしか利用ができなかったのですが、今月のアップデートで全ての商用リージョンで対応ができるようになっています。

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2021/09/dns-elastic-ip-addresses-virtual-private-cloud/

逆引きDNS設定が必要なケース

EC2からEメール送信を行う場合、Elastic IPからホスト名の逆引き(リバースDNS、rDNS)設定が必要な場合、正引き設定を行った上で、ホスト名の逆引き設定を行うことができます。

メールサーバでスパム判定を受けないためには、設定をしておいた方が良いでしょう。

設定方法

1) EC2インスタンスにElastic IPアドレスを関連付けます。

2) Route53で正引き設定を行います。
レコード名を指定して、先ほど関連づけたIPアドレスを「値」欄に入力します。

3) Elastic IPの逆引き設定を行います。
1) のElastic IPを選択して、右上のアクションから「逆引きDNSを更新」を選びます。

次の画面で、正引き設定をしたホスト名を入力します。

4) 少し待つと1)のElastic IPアドレス画面から逆引き設定が表示されるようになります。

注意事項

以前と同様、逆引きレコードがElastic IPに紐付いている場合はレコードが削除されるまで、Elastic IPの解放はできません。
EC2インスタンスまたは AWS Lambda 関数から、ポート25経由で E メールを送信する際には、申請は必要です。こちらは「E メール送信制限解除申請」から申請を行っていただく必要があります。

※申請が必要な理由
ポート25の制限 :Outbound Port 25 Blocking(OP25B)
メール送信(SMTP)に割り当てられる25番(Port25)の利用に制限を加えることで、プロバイダ側が指定した送信サーバーを使用せず発信されるメールを制限する仕組みです。

まとめ

東京、大阪リージョンでも、ElasticIPの逆引きレコードをコンソールから登録可能になりました。

ここからは所感です。
EC2から直接メールを送信するケースは減ってきてはいるとは思います。
元々、この逆引き設定の機能がリリースされたときは、米国東部(オハイオ)、カナダ(中部)、欧州(ミラノ)、アジアパシフィック(ムンバイ)、アフリカ(ケープタウン)の限られたリージョンだったので、他リージョンの対応は便利になったと思います。

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