みなさん、こんにちは。サニービュー事業部の小寺です。
今日は、Amazon Linux2の後継サービスとなるAmazon Linux 2022 (AL2022) の Release Candidate (RC)が利用できるようになったので、お知らせです。

Amazon Linux2のサポート期限については、1年延長されて2024年6月30日までとなりました。本コラムでも取り上げておりますので、ご確認くださいませ。過去記事はこちら

AL2022 Release Candidateの利用目的

過去にAmazon Linux 2022 AMIのプレビュー版を利用されたこ方には、個別にAWS社からメールでのアナウンスがあったかと思いますが、このAL2022 Release Candidate(RC)の利用目的としては本番環境での利用を行う前に
検証環境、テスト環境などで、試していただくためのものです。本番環境での利用は推奨されておりませんので、ご注意ください。

そもそもAL2022 RC とは

RC(リリース候補)は、AL2022 Generally Available Release (GA) に向けたパッチとバグ修正のみを受け取り、その他の変更はほとんどない、GAに近い AL2022 ディストリビューションです。
簡単にいうと「リリース候補」としてテストができる環境です。

AL 2022のGAはいつ??

AL2022 RC(リリース候補)が提供後の数カ月後を予定しているとのことです。早めに移行計画を立てられている方にとっては、RCを活用してGA前にアプリケーションをテストすることができます。

AL2022 Release Candidate を使うメリットって?

RCを使用して、アプリケーションの互換性をテストしたり、AL2022への移行検証を行うことができます。

AL2022は2021年11月に最初のプレビュー版の提供以降、様々な変更がリリースされています。プレビュー版の過去の変更内容はこちらをご確認ください。 AL2022プレビュー版に対してアプリケーションをテストした場合は、AL2022がGAになったときのの互換性を確認するために、アプリケーションを AL2022 RCを使って再テストすることをお勧めします。

AL2022 GA より前に解決するための十分な時間を確保できるように、互換性や依存関係の問題が発生した場合はAWS社までお知らせください、とのことです。念のために連絡先をこちらにアップしておきます。

[Amazon Linux Discussion Forums] https://repost.aws/tags/TAO-wqN9fYRoyrpdULLa5y7g?forumID=228
[ Amazon Linux 2022 GitHub ページ] https://github.com/amazonlinux/amazon-linux-2022

まとめ

Amazon Linux 2022 の RC 版が利用可能になりました。
1年間サポートが伸びたので、まだ余裕がありそうですが、複数のアプリケーションをお使いいただいている方は
段階的な移行計画と検証を進めていくことを推奨させていただきます。

Amazon Linux 2022について、ご相談されたい場合は弊社の営業担当もしくはこちらまでお問い合わせくださいませ。