こんにちは、小寺です。
Amazon EC2で新しいインスタンスタイプがGAになりました。
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2023/07/amazon-ec2-c7gd-m7gd-r7gd-instances/

アップデート情報

最大3.8TBのローカルNVMeベースの SSDブロックレベルストレージがアタッチできるAmazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) C7gd インスタンス、Amazon EC2 M7gd インスタンス、および Amazon EC2 R7gd インスタンスがGAになりました。
他インスタンスタイプとの大きな違いとしては、Graviton3 プロセッサが搭載されてることです。同等の Graviton2 ベースのインスタンスと比べて、リアルタイム NVMe ストレージのパフォーマンスが最大 45% 向上している他、Graviton2 ベースのインスタンスと比較して最大 25%のパフォーマンスが改善されています。
このGAになった3つのインスタンスでは、DDR4(Double Data Rate 4)よりも 50% 多いメモリ帯域幅を提供し、メモリ内のデータへの高速アクセスを可能にします。最新の DDR5 メモリが利用可能です。

さらに、 AWS Nitro System 上に構築されており、常時オンのメモリ暗号化、vCPU ごとの専用キャッシュ、ポインタ認証のサポートといった、セキュリティを強化する複数の機能からメリットを得ています。また、暗号化された EBS ボリュームもサポートしています。これは、ボリューム上に保管されているデータ、インスタンスとボリューム間を移動するデータ、ボリュームから作成されたスナップショット、およびこれらのスナップショットから作成されたボリュームを保護します。
利用想定としては、高速かつ低レイテンシのローカル ストレージへのアクセスを必要とするワークロードが想定されます。

インスタンスの特長

3 つのインスタンス ファミリすべてに「d」がついていますね。新しい Amazon EC2 C7gd、M7gdのインスタンススペックの一覧です。

https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/new-amazon-ec2-instances-c7gd-m7gd-and-r7gd-powered-by-aws-graviton3-processor-with-local-nvme-based-ssd-storage/より引用

ユースケース

C7g インスタンスは、ハイ パフォーマンス コンピューティング (HPC)、バッチ処理、広告配信、ビデオ エンコーディング、ゲーム、科学モデリング、分散分析、CPU ベースの機械学習推論などの計算集約型のワークロード向けです。

M7g インスタンスは、アプリケーション サーバー、マイクロサービス、ゲーム サーバー、中規模のデータ ストア、キャッシュ フリートなどの汎用ワークロード向けです。

R7g インスタンスは、オープンソース データベース、メモリ内キャッシュ、リアルタイム ビッグ データ分析ファミリーなど、メモリを大量に使用するワークロード向けです。

対象リージョン

2023年7月時点での対象リージョンは、以下です。
・US East (オハイオ)
・US East (北バージニア)
・US West (オレゴン)
・Europe (アイルランド)