こんにちは。小寺です。
AWS CodePipelineのパイプラインタイプ v2で追加のパイプライントリガー フィルターと、2 つの新しいパイプライン実行モードをサポートしました
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/02/codepipeline-trigger-filters-execution-modes/

アップデート内容 パイプライントリガーフィルター

パインプラントリガーフィルターを使ってできること

・GitHub.com
・GitHub Enterprise Server
・Bitbucket.com
・GitLab.com
・GitLab ソース
上記のコード管理を使っている場合、パイプライン実行をトリガーするタイミングを制御できるようになります。複数のパイプライン実行もサポートされるようになりました。

・フィーチャー ブランチと GitFlow
ブランチ名でグロブ パターンを構成できます
・モノ リポジトリ
ファイル パスでグロブ パターンを構成できます。

実際の注意点としては、「codestar-connections:UseConnection IAMアクセス」を許可が必要になるのでパイプライン作成の際には「新規のロール」を選ぶことが必要です。

アップデート内容 新しいパイプライン実行モード

2つの新しいパイプライン実行モード (並行 および パラレル) がサポートされています。
今までの実行モードに加えて2つの実行モードが追加サポートになり、合計3つになりました。CodePipelineのパイプラインから確認ができます。

・Superseded
・Queued (v2必須)
・Parallel (v2必須)

日本語だと、以下表記になりますね。
代入されました より新しい実行が古い実行よりも優先される可能性があります。これはデフォルトです。
キュー (パイプラインタイプ V2 が必須) キューに入れられた順序で 1 つずつ実行が処理されます。
並行 (パイプラインタイプ V2 が必須) 他の実行の完了を待たずに、実行が開始または終了します。

ここでの注意事項は、PARALLEL モードのパイプラインの場合、パイプライン実行モードを「キュー」または 「代入されました」に変更した際に、各モードのパイプラインのパイプライン定義は更新されません。
並列実行モードでは、同じパイプラインの他の実行に影響を与えることなく、パイプラインの各実行を並行して実行できます。
また、キュー実行モードでは、パイプラインの各実行が開始された順序でパイプライン内を進行し、直近の内容が実行されるようになっています。