こんばんは。小寺です。
Custom Moderationを使うことでRekognitionのコンテンツモデレーション精度がアップしました。
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2023/10/accuracy-pre-trained-rekognition-moderation-model-custom-moderation/
Rekognitionのコンテンツモデレーションとは
ディープラーニング機能で画像や動画内に不適切な内容が含まれているかどうかを判定することができます。
不適切なコンテンツとしては、階層的に分類がされていて、ポリシーに合わせた利用を行うことができます。
![](https://www.sunnycloud.jp/wp-content/uploads/2023/10/無題.png)
![](https://www.sunnycloud.jp/wp-content/uploads/2023/10/無題-1.png)
上記例だとアルコールはOKでギャンブルがNGなどの設定が可能です。
ユーザーからの苦情に反応して攻撃的または不適切な画像、広告、ビデオを検出・削除する対応に労力をかけずに済むメリットがあります。
アップデート内容
カスタム モデレーション機能を使用すると、モデレーション ディープ ラーニング モデルの精度を高めることができます。カスタム モデレーションを使用すると、画像をアップロードし、これらの画像に注釈を付けることでカスタム モデレーション アダプターをトレーニングします。
トレーニングされたアダプターを DetectModerationLabels オペレーションに渡すことで、画像に対するパフォーマンスを向上させることができます。
アダプターを作成するには
・画像をアップロードして注釈を付けて、トレーニング データを作成します。 ・画像をアップロードして注釈を付けるか、トレーニング データを自動分割することによって、テスト データを作成します。
※アダプターのトレーニングには、ユースケースを表すサンプル画像のセットをアップロードする必要があります。より良いトレーニング結果を得るためには、トレーニング用にできるだけ多くの画像のアップロードが推奨されています。現状では10,000のリミットありです。
![](https://docs.aws.amazon.com/images/rekognition/latest/dg/images/adapters-11-traiing-dataset.png)
![](https://www.sunnycloud.jp/wp-content/uploads/2023/03/SunnyPay.jpg)