こんばんは。小寺です。
AWS Backupでクロスバックアップの対象リージョンが追加になりました。
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2023/07/aws-backup-cross-account-aws-region-coverage/

AWS Backupのクロスリージョンバックアップとは

バックアップをオンデマンドで複数の AWS リージョンにコピーしたり、スケジュールされたバックアップ計画の一部として自動的にコピーしたりできます。
クロスリージョンレプリケーションは、運用データ上のバックアップを他リージョンに保存するというビジネス継続性またはコンプライアンスの要件がある場合に特にメリットがあります。
新しい AWS リージョンに初めてバックアップをコピーすると、AWS Backup はバックアップを完全にコピーします。一般的には、サービスが増分バックアップをサポートしている場合、同じAWSリージョン内のそのバックアップの後続のコピーも増分バックアップになります。
AWS Backup は、宛先ボールトの顧客管理キーを使用してコピーを再暗号化します。

クロスリージョンバックアップを使うメリット

クロスリージョンバックアップ取得のメリットとしては以下が挙げられます。
・急な広域災害等からデータを守ることができる
・ビジネスの継続性が確保できる
・コンプライアンスの要件を簡単に満たすことができる
・ダウンタイムのリスクを軽減できる

アップデート内容

先週のアップデートで、クロスバックアップ取得先の対象リージョンとして追加発表がありました。
AWSリージョンのアフリカ (ケープタウン)、アジアパシフィック (香港、ハイデラバード、ジャカルタ、メルボルン、大阪)、ヨーロッパ (ミラノ、スペイン、チューリッヒ)、中東(バーレーン、アラブ首長国連邦)が新たに追加になっています。

本アップデートにより、クロスリージョンバックアップ先が増えました。
バックアップ元のAWSアカウントに悪意のある削除、広域障害、またはランサムウェアによって中断された場合に備えて、別のリージョンをバックアップ先として指定できる選択肢が広がりました。

追加リージョンの確認

(1)AWS Backupプランのダッシュボードから「バックアッププランの作成」をクリックします。

(2)「バックアッププランを作成」の画面で「新しいプランを立てる」を選択します。バックアッププラン名を入力します。

(3)バックアップルール名を入力し、「コピー先にコピー」から追加リージョンを確認してみましょう。

AWS Backupがサポートするクロスバックアップリージョン

・ US East (北バージニア、オハイオ)
・ US West (北カリフォルニア, オレゴン)
・Africa (ケープタウン)
・Asia Pacific (香港、ハイデラバード、ジャカルタ、ムンバイ、大阪、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)
・Canada (Central)
・Europe (フランクフルト、アイルランド、ロンドン、ミラノ、パリ、スペイン、ストックホルム、チューリッヒ)
・Middle East (バーレーン、アラブ首長国連邦)
・South America (サンパウロ)
・AWS GovCloud

まとめ

AWS Backupを使う事で、リージョンを跨いだバックアップも手軽に作成する事が出来ます。
例えば、日本のお客様なら東京と大阪2つのリージョンをディザスタリカバリー用途で使うご提案もしやすいですよね。
重要なデータの保護に、AWS Backupを活用くださいませ。