こんばんは、小寺です。
Amazon QuickSightのスナップショット APIでExcelのエクスポートもサポートされました
Amazon QuickSightとは
Amazon QuickSight は、クラウド規模のビジネスインテリジェンス (BI) サービスで、サーバーやインフラを使わずに簡単にインサイトを作成して提供することができるサービスです。
QuickSightの特徴としては、以下が挙げられます。簡単にこちらにもまとめています。
・SPICE と呼ばれるインメモリエンジンにより読み込みがスピード
・ライセンスの前払いコストが不要で、総保有コスト (TCO) を抑えられる。読み取り権限なら月額5USD
・アプリケーションのインストールが不要
・さまざまなデータを 1 つの分析に結合します。
・分析をダッシュボードとして公開し共有でき、他のサイトに簡単に埋め込みできます。
・ダッシュボードで提供する機能を制御できます。
・データベースの詳細なアクセス許可を管理する必要がなく、ダッシュボードを見る人は管理者によって付与されたアクセス権のあるものだけを見ることができます。
アップデート内容
Amazon QuickSight は、ダッシュボードの任意のシートから複数のテーブルとピボットテーブルビジュアルを選んで、 Excel形式ののスケジュールで設定されたレポート出力をサポートするようになりました。
また、スナップショット エクスポート API は、ページ分割された（Paginated Reports）レポートは PDF および CSV に加えて、Excel 形式へのプログラムによるエクスポートもサポートするようになりました。
まず、前提としてスナップショットAPIについて簡単に説明します。スナップショットと聞くとバックアップのようなイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、
この機能は、ある特定の時点で作成されたダッシュボ―ドのコンテンツをエクスポートするものです。オプション機能であるページ分割された（Paginated Reports）レポートをあらかじめ有効にしておく必要があります。
[ページ分割されたレポート] は500USD/月かかります。
本アップデートでは、今まではCSV形式とPDF形式しかサポートされていなかったのですが、Excel形式でのエクスポートがサポートされるようになりました。
また、複数のテーブルとピボット テーブル ビジュアルを選択した際、それぞれがExcelの別シートとしてエクスポートされます。
レポートを送付するときは、「スケジュール」を設定します。コンテンツタブからPDF、CSV、Excelが選択できるようになっているので、選んで送付の設定ができます。
本アップデートを利用するには、Amazon QuickSight Enterprise エディションとページ分割されたレポートのサブスクリプションが必要です。
SunnyCloudでは、Amazon QuickSightの「サービスデリバリープログラム」認定を日本国内で初めて取得しました。（こちらの記事をご参照ください）
このサービスデリバリープログラムの認定は、株式会社アイディーエスが提供しているAWS導入支援サービスである「サニークラウド（Sunny Cloud）」において、AWSのデータ分析サービスである「Amazon QuickSight」の導入実績や技術力が評価されたもので、日本のAWSパートナーネットワーク（以下、APN）のコンサルティングパートナーとしては初めての認定取得です。
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