こんにちは、小寺です。今日からre:Invent 2023が始まり、初めてChalk Talkに参加してました。テーマは「Cost-optimization strategies for your non-production workloads」です。

Chalk Talkとは

AWSに関するサービスを、少人数(40-50人程度)を対象にした対話型セッションです。Chalk Talkの面白さは担当いただくSAの方と参加者の方のディスカッション形式で進められるものです。

スピーカーの方が単に講義をしていただくだけではなく、参加者もスピーカーに質問や挙手をして意見を述べることができるため、AWSに関する様々なディスカッションを間近で見る事が可能です。またスピーカーの隣にホワイトボードがあり、需要なポイントをまとめていただけます。

なお、re:invent現地参加限定のセッションと聞いて今年はチャレンジしてみました。以下、公式の概要です。

Chalk talks are a highly interactive content format with a small audience. Each begins with a short lecture (10–15 minutes) delivered by an AWS expert, followed by a 45- or 50-minute Q&A session with the audience. The goal is to foster a technical discussion around real-world architecture challenges. Chalk talks are one hour long and contain expert-level content presented by AWS experts.

Cost-optimization strategies for your non-production workloads

まず非本番環境ではないのは?という問いから始まり、Sandbox、Development、Stagingという答えが参加者の方から上がりました。

知っていますか?クラウドへ移行してコスト削減ができる割合?これは30%~40%だそうです。またパブリッククラウドのうち44%が非プロダクション環境らしいです。

次に以下の構成でどのようにコスト最適化を行っていくのか?というディスカッションを行いました。

コスト最適化のポイント

タグ戦略ということが意見としても上がっていました。Techinical tags、Business tags、 Tags for automation、 Security Tagsに分類されている方が多いようです。

上記の構成では、EC2の夜間停止、スポットインスタンスの購入、サーバレス化、インスタンスタイプのスケールダウン、必要なときにCfnで起動等の意見が出されて活発なディスカッションでした。

まとめ

どのようにコスト戦略を立てるか?またダッシュボード化して、可視化を行うのか?ルールはどのように決めるのか?そのうえで次に利用するサービスを選定するという流れが非常にわかりやすかったです。