みなさん、こんばんは。QuickSight担当のhiroです。
re:Inventで発表されたQuickSightのアップデートについて、お伝えします。

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/new-amazon-quicksight-api-capabilities-to-accelerate-your-bi-transformation/

アップデートの内容

ダッシュボードと分析を SDK を利用してプログラム的に操作可能になっています。つまり、BIをコードとして扱うことができ、DevOps のプロセスによる管理が可能になりました。

今までの開発方法では、ダッシュボードの開発とデプロイは手動で実行されていました。
検証環境ではうまく動いていたのに、本番環境に移行された変更内容が不適切な場合、エラーやダウンタイムの原因になってきていました。そんな課題が本アップデートでは解消されています。

具体的に追加になったAPIは?

API連携機能自体は、前からありましたよね。今回追加になったAPI連携の機能を確認していきましょう。
今回新しく追加になったのは、「describe」セットです。また、create、update、list といった既存のAPIも更新がかかっています。
新しい API (DescribeAnalysisDefinition, DescribeTemplateDefinition, DescribeDashboardDefinition) を使用すれば、開発する際に、サポートされているすべてのグラフとビジュアルコンポーネントを管理できるようになります。

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/new-amazon-quicksight-api-capabilities-to-accelerate-your-bi-transformation/より引用

これってすごいですよね?手動作業がなくなることで、より強化されたプロセス管理ができるようになっています。
また、なんといっても今回のアップデートでは、既にご利用になっているQuickSight以外のBIからQuickSightのアップデートが簡単にできるようになりました。

対象リージョン

QuickSight が利用可能なすべての AWS リージョンにおいて、 Enterprise Editionが対象で、本機能のアップデートは無償で利用可能です。

まとめ

新しいAPI連携機強化が発表されましたね。そして、更に追加のお知らせが。
API で新たにサポートされたデータモデルに対する、AWS CloudFormation のサポートも、近日中にリリース予定です、とのことです。IaCに力を入れてきているなーと感じるこの頃です。

SunnyCloudでは、Amazon QuickSightの「サービスデリバリープログラム」認定を日本国内で初めて取得しました。(こちらの記事をご参照ください)

このサービスデリバリープログラムの認定は、株式会社アイディーエスが提供しているAWS導入支援サービスである「サニークラウド(Sunny Cloud)」において、AWSのデータ分析サービスである「Amazon QuickSight」の導入実績や技術力が評価されたもので、日本のAWSパートナーネットワーク(以下、APN)のコンサルティングパートナーとしては初めての認定取得です。

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